
日産自動車が開催した「長期ビジョン発表会」において、新型スカイラインの存在が公にされたが、発表と同時にYouTubeの日産公式チャンネルでは、ショートティザームービーが公開されている。時間にして約8秒の短い動画だが、そこで確認できる新型のフォルムは、スカイラインファンからも好感を集めているようだ。
●文:月刊自家用車編集部
日本の誇り、再び。新型スカイラインは、ハートビートモデルとして登場へ
YouTubeの日産公式チャンネルではショートティザームービーでは、ハコスカ(C10)と並走する新型の姿や、サイドビューやリヤコンビライトなどを確認することができるが、現時点で具体的なスペックは一切不明。
暗闇から浮かび上がる新型スカイラインのフロントマスク。中央のエンブレムは、歴代モデルにも採用された「S」を象った伝統のデザインを継承。その両脇には、複雑な面構成とシャープなラインを組み合わせたLEDヘッドライトが配置されるようだ。
ただ、映像から伝わる空気感は、かつてのスカイラインが持っていた軽快かつ研ぎ澄まされた走りを予感させるもので、GTツアラー色を強めていた現行型とは少し方向性を変えてきたようにも思える。
闇夜に鮮烈な印象を残す、スカイラインの魂とも言える伝統の丸形テールライト。左右で大きさが異なる独創的なリング状の発光パターンを採用する模様。光の輪の奥には緩やかなボディラインも確認することができる。
意匠に目を向ければ、アイデンティティである丸形テールライトの継承を確認できる一方、フロントマスクにはこれまでの常識を覆すような大胆な造形が採用されている。
対照的にサイドセクションは極めてクリーンなラインで構成されており、新時代のグランドツーリングカーとしての気品を感じさせてくれる。
リヤサイドのシルエットでは、伝統的な「Skyline」の筆記体エンブレムを確認することが可能。
今後の詳細な展開については、今回の発表会で明言こそ避けられたものの、大きな期待を抱かせる一節があった。
「日産は、5月の通期決算発表で経営計画「Re:Nissan」の進捗を報告し、さらに今年後半には戦略の方向性について詳細を発表する」としている。
このスケジュールに照らし合わせれば、新型スカイラインのさらなる情報は、今年後半から段階的に開示されていくはずだ。
いずれにせよ「スカイライン」は、日産の未来を占う象徴であり、日本市場の鼓動を象徴するハートビートモデルとして、大きな注目を集めるのは間違いないだろう。
動画の冒頭では伝統の「Skyline」ロゴが浮かび上がる。このエンブレムを据えることで、新型が輝かしい歴史の正当な後継者であることを宣言しているようにも感じられる。
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