
トヨタ自動車は、ピックアップトラック「ハイラックス」の国内導入を発表した。価格は498万800〜550万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
国内向けは、ディーゼルモデルを導入
今回導入される新型ハイラックスは、昨年11月にタイ・バンコクで公開された世界戦略モデル。海外では各国各地域のエネルギー事情や顧客ニーズに応じて多様なパワートレーン展開が予定されているが、日本向けにはディーゼルモデルが投入される。
昨年11月に発表された新型ハイラックスは、アジアを中心に活躍が期待される世界戦略車としても大きな注目を集める。
パワートレーンは、パフォーマンスと燃費性能に定評のある2.8L直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」を搭載、最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nm(51kgf・m)を発揮する。トランスミッションは6速ATが組み合わされる。
パワートレーンには2.8L直噴ディーゼルと6速ATを採用。低燃費ながら発進時から力強い加速を見せる動力性能と、高い静粛性を両立。
プラットフォームは、クロスメンバーとサイドレールで構成される堅牢な高剛性フレーム構造を採用。キックバックを低減する電動パワーステアリングや、フロントに独立懸架のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、オフロードでの走破性とオンロードでの安定した乗り心地を両立させている。
IMVシリーズの知見が注がれたラダーフレームは、36カ所のスポット溶接を追加するなどで剛性も強化。サスペンションや電動パワステの改良により、オフロードの走破性とオンロードの快適な乗り心地を両立する。
スイッチ操作で駆動方式を切り替えられるパートタイム4WDを採用。マルチテレインセレクトやモニターを標準装備し、路面状況を問わず高い走破性を発揮。
駆動方式&走行支援機能は、路面状況に応じて切り替え可能なパートタイム4WDシステムに加え、空転によるスタックを防止するマルチテレインセレクト、滑りやすい路面でのトラクションを確保するオートLSD&リヤデフロック、急坂路での降坂を支援するダウンヒルアシストコントロールなど、幅広い悪路状況でも意のままに操るための高度な制御技術が投入される。
力強くモダンなスタイリングに刷新
エクステリアは、「洗練と剛健」をテーマにデザインされ、力強くモダンなスタイリングとしている。フロントにはオートレベリング機能付きのBi-Beam LEDヘッドランプやLEDクリアランスランプ、LEDターンランプを配し、先進的な表情を形作ると同時に、優れた視認性を確保される。
荷室には、サビや腐食に強い亜鉛メッキ鋼板を採用することで、ピックアップトラックとしての高い実用性も考慮されることも特徴のひとつ。
荷室は、最大500kgの積載量とフラットな床面を継承しつつ、利便性が向上。テールゲート開口時の地上高を845mmに設定したほか、左右のリヤクォーターパネルにデッキステップを採用している。
インテリアには、直感的な操作が可能なステアリングスイッチや左右独立温度コントロールフルオートエアコンが採用されるほか、視認性に優れた12.3インチTFTカラーメーターやマルチインフォメーションディスプレイが組み合わされるなど、先進性に満ちたコックピットを実現している。
Z“Adventure”(内装色 : ミネラル)
Z“Adventure”(内装色 : ミネラル)
長時間のドライブや過酷なオフロード走行でも疲れにくい設計を目指したシートは、質感の高いファブリックシートを基本とし、上位グレードの「Z “Adventure”」には専用の合成皮革を採用。運転席には8ウェイパワーシートを装備し、体格に合わせた細かな調整が可能となるなど、実用性と意匠性を兼ね備えた、乗用車ライクな室内空間を楽しむことができる。
プリクラッシュセーフティは、夜間の歩行者も検知
装備面では「Toyota Safety Sense」を標準装着。昼夜の歩行者や自転車、昼の自動二輪車を検知するプリクラッシュセーフティをはじめ、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール、プロアクティブドライビングアシストといった先進の予防安全機能も標準とした。
また、死角をカバーするブラインドスポットモニターや降車時の危険を知らせる安心降車アシスト、駐車を支援するパーキングサポートブレーキなど、ドライブのあらゆるシーンに安心感をもたらす機能も充実させている。
車載IT機能は、通信連携機能と12.3インチのHDディスプレイを備えたディスプレイオーディオプラスを標準装備。車内Wi-Fiやエージェント機能、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」を通じたリモート操作など、最新のデジタル利便性も提供される。
12.3インチHDのディスプレイオーディオは、DCM接続により最新の地図や交通情報が提供される。
グレード体系は、スタンダードながら充実した装備を誇る「Z」と、よりオフロード志向を高めた「Z “Adventure”」の2つの仕様を設定。
上級の「Z “Adventure”」には、専用意匠のフロントバンパーやサイドベゼル、マットグレーの18インチアルミホイール、オーバーフェンダーモールディング、スポーツバー、専用の合成皮革シートやイエローステッチが施された大型センターコンソールボックスが備わり、上級モデルらしい個性が強められている。
左:Z“Adventure”(サルファメタリック) 右:Z(アッシュ)
ボディカラーはアッシュやサルファメタリックなど全5色を用意。カスタマイズの楽しさを拡げる販売店装着オプションも用意される。
販売店オプション「ベッドライナー(オーバーレール)」
販売店オプション「テールゲートリフトアシスト(ダンパータイプ)」
販売店オプション「テールゲートエンブレム(シルバー)」
生産はトヨタ・モーター・タイランドのバンポー工場が担当。月販基準台数は690台となる。
| グレード | 定員(人) | 駆動 | エンジン | トランスミッション | 価格 | |
| Z | 5 | パートタイム4WD | 1GD-FTV(2.8Lディーゼル) | 6 Super ECT | 498万800円 | |
| Z Adventure | 550万円 | |||||
ボディカラー
Z“Adventure”(サルファメタリック)
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